南伊豆エリアの見どころ(16ジオサイト)を紹介します

南伊豆エリアの見どころ
S-A
龍宮窟(りゅうぐうくつ)と田牛(とうじ)のサンドスキー場
 大きな海食洞の天井が崩れて、直径50メートルほどの天窓が開いたものです。
 龍宮窟の天窓は伊豆の各地にあるものの中でも最大級であり、入口から洞窟を通って天窓の下に立つこともできます。
 洞窟の壁には、海底火山から噴出した黄褐色の凝灰岩が美しく層をなし、天窓の底を満たす青い海水とのコントラストが神秘的です。
その他        
 龍宮窟の北の海岸には、強い風によって吹き寄せられた砂が積みあがってできた天然のサンドスキー場があります。
 吹き上げられた砂は30度の傾斜角度を維持して、天然の滑り台になっています。
 周囲の崖には海底につもった火山灰や、海中に噴出してバリバリに割れた溶岩流、それらを貫いてマグマが移動した痕跡なども見られます。
その他        
S-B
恵比須島(えびすじま)
 恵比須島は橋で渡ることができる小さな島です。
 島を一周する遊歩道には、軽石や火山灰が作る美しい縞模様や、荒々しい水底土石流など、太古の海底火山の名残が残ります。
 地殻変動によって少し傾いた地層は、遊歩道に沿ってつぎつぎと姿を変えます。
 島の南側に立つと伊豆諸島や神子元島を一望できます。
その他        
S-C
入間千畳敷(いるま せんじょうじき)
 入間の港から徒歩40分、伊豆の秘境ともいえる千畳敷には、海底に降り積もった火山灰や軽石からなる美しい地層が広がります。
 千畳敷の目の前にそびえる三ツ石岬の断崖には、地下から上昇してきたマグマが、白い火山灰の地層を断ち切って上昇していった痕跡である「岩脈」が迫力ある景観をつくり出しています。
その他        
S-D
俵磯(たわらいそ)とタカンバ
 爪木崎(つめきざき)西側の海岸には、「俵磯」と呼ばれる柱状の岩が積み重なった景色が一面に広がっています。
 柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ばれ、マグマが冷え固まる時に体積が収縮してできるものです。
 ここの柱状節理は、海底火山の噴火でたまった地層の面に沿ってマグマが入り込んでできた「シル」と呼ばれる岩体の中にできたもので、隆起と浸食で地表に姿を現しました。
その他        
 海底火山の痕跡が残るタカンバの海岸は、地下で起こった熱水の活動により赤みを帯び、岩の亀裂などには沸石(ふっせき)などの様々な鉱物が生じています(採取はできません)。
 波打ち際で浸食されてできた平坦面が、地殻変動により隆起してできた階段状の地形(隆起海食台)も観察できます。
その他        
S-E
河津七滝(かわづななだる)
 およそ2万5千年前、登り尾南(のぼりおみなみ)火山から流れ出した溶岩流が、谷の中に流れ込みました。谷を埋めた溶岩流の内部では冷え固まる際に、柱状節理ができます。
 その後の水流の浸食により、柱状節理が渓流沿いに姿を現し、1キロメートルにわたる渓谷に様々な姿の7つもの滝ができました。
その他        
上流から、釜滝(かまだる)・エビ滝・蛇滝・初景滝(しょけいだる)・カニ滝・出会滝・大滝(おおだる)が続きます。釜滝の上流には、猿田渕(さるたふち)という滑沢もあります。      
もっと見る(残り-11)
S-F
ユウスゲ公園
 石廊崎(いろうざき)周辺の海岸線の多くは、海底火山から噴出した火山灰や溶岩からできているため、長年の波の浸食によって険しい地形になっています。
 その中に、なだらかな丘が広がり、ユウスゲが自生する「ユウスゲ公園」があります。
 このなだらかな丘は約40万年前に噴火した南崎火山(なんざきかざん)の溶岩が険しい谷を埋め立てて作り出したものです
その他        
S-G
下田市街(しもだしがい)
 下田市街の街並みを歩いていると、「なまこ壁」と呼ばれる漆喰(しっくい)の壁と「伊豆石」の壁が見られます。
 石蔵に使われている伊豆石は火山から噴出した火山灰や軽石からなる凝灰岩(ぎょうかいがん)を切り出したものです。
 下田市のペリーロード周辺では、伊豆石を使った建物がおしゃれな店舗などに活用されています。
その他        
S-H
弓ヶ浜(ゆみがはま)と逢ヶ浜(おうのはま)
 険しい崖が続く南伊豆の海岸にこつぜんと姿を現す弓ヶ浜。
 1200mもの美しい弧を描く白砂の海岸は、青野川を流れてきた砂粒によって作られました。
 海に流れ込んだ砂粒は、海流に流されて南西から北東に伸びる帯状にたまりました。その細長い岬を「砂嘴(さし)」と呼びます。
 砂嘴の背後にある平地は、昔は入り江だった場所です。
その他        
 白砂のビーチが美しい弓ヶ浜の東には、岩場の広がる逢ヶ浜があります。
 海底を流れた土石流などの地層を貫いたマグマの中にできた放射状の割れ目をはじめとし、海底火山噴出物が独特な景観を作り出しています。
 雀岩、姑岩、エビ穴などと呼ばれる奇岩があります。
その他        
S-I
石廊崎(いろうざき)
 伊豆半島の最南端に位置する石廊崎周辺にひろがるごつごつした岩は、海底に噴出した溶岩流です。
 溶岩が水中に噴出すると、水によって急激に冷やされ、ばりばりに砕けた岩片の集合になります。
 石廊崎の崖には蜂の巣のようにたくさんの窪みがあり、石室神社(いろうじんじゃ)はこの窪みを利用して作られています。
その他        
S-J
柿崎弁天島(かきざきべんてんじま)
 柿崎弁天島では縞模様が美しい、特徴的な地層が見られます。
 縞々の地層は、数百万年前に海底火山から噴出した火山灰や軽石が、波や海流によって運ばれてできた地層です。
 こうした地層が地殻変動によって隆起した後、 波に削られてできたのが弁天島です。
 この地層面では、斜めに交差する縞模様や、生痕(せいこん)化石も観察できます。
その他        
もっと見る(残り-6)
S-K
中木(なかぎ)
 火山の地下には地下深くからマグマが通ってくるマグマの通り道があります。
 このマグマの通り道が地殻変動などで隆起して地表に姿を現したものを火山の根と呼んでいます。
 中木港には、海底火山の噴出物を貫いて上昇してきた火山の根とマグマが冷え固まる際に収縮してできる柱状節理の迫力ある景観が広がっています。
その他        
S-L
白浜海岸
 白浜海岸を取り囲む白い崖は、伊豆が半島になる前の海底火山時代、海底に降り積もった火山灰や軽石の地層で、地層の中には貝殻などの化石も見られます。
 白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる日本でも屈指の海水浴場でサーフィンのメッカでもあります。
 海岸の岩場の一部は白濱神社の神域にもなっています。
その他        
S-M
鉢ノ山(はちのやま)
 約3万6000年前の噴火でできたプリンのような形をしたスコリア丘で、伊豆東部火山群のひとつ。
 山頂近くの切通しや遊歩道には、降り積もったスコリアが美しい地層を作っています。
 山頂には1737年に安置された石仏群も見られます。
その他        
S-N
佐ケ野渓谷(さがのけいこく)
 約3万6000年前の噴火で鉢ノ山から流れ出した溶岩の一部は、現在の佐ヶ野川に沿って流れ下ってきています。
 佐ヶ野川に沿って遊歩道が整備されています。
 この遊歩道沿いでは、鉢ノ山から流れ下ってきた溶岩の上を流れる佐ヶ野川と溶岩が冷え固まる際にできる柱状節理が美しい景観を作り出しています。
その他        
S-O
妻良(めら)
 妻良の港から湾の出口方面を見ると、高い崖に露出したしましまの地層を縦に断ち切る模様が見えます。
 これは、海底にたまっていた火山灰や土石流の地層の亀裂を押し広げ、マグマが上昇してきた岩脈(がんみゃく)です。
 巨大な蛇が崖を横切るようなその姿から「蛇下り(じゃくだり)」と呼ばれています。蛇のうろこのように見える模様は、柱状節理です。
その他        
S-P
子浦(こうら)
 子浦港から日和山(ひよりやま)遊歩道の途中に、侵食でえぐられてできた崖のくぼ地に、「三十三観音」と呼ばれる石仏群が安置されています。
 「三十三観音」の背後に見られる地層の中には、火山噴出物が急激に冷やされた際にできる特徴を有する岩がたくさん入っていて、海底火山の噴火で作られた地層であることがわかります。
その他        
 
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