井上靖の少年時代を描いた「しろばんば」を基に、作品に登場する場所を巡ります。洪作少年がおぬい婆さんと暮らした土蔵の跡や母親の実家「上の家」を訪れます。湯ヶ島の自然と人々とのかかわりは少年の心をどう育んだのでしょうか。世古峡では、猫越川の清澄な流れが作り出す幽玄の美にきっと魅了されることでしょう。

エリア中伊豆エリア 伊豆市
地質時代約1500万〜1000万年前の海底火山の噴火によってできた地層とそれを覆う80~20万年前の大型陸上火山の地層
コース天城会館駐車場→本家「上の家」→井上靖旧居跡→弘道寺→天城神社→湯道(白壁荘・湯本館)→共同湯「河鹿の湯」→梶井基次郎文学碑→世古峡→出会い橋→天城会館駐車場
距離徒歩 約2.5km
所要時間約180分
難易度ハイキング
集合場所天城会館駐車場
<MAP>
解散場所解散は集合場所と同じです
参加費大人 3,000円 小中学生 1,500円
催行人数2名様~
予約1週間前までに、ご予約ください
服装・持ち物など歩きやすい服装、履物(サンダル不可)帽子、飲み物など
注意ノルディックウォーキングポール貸し出し有(レンタル料別途)
雨天中止・小雨催行可
キャンセルについては、こちらのキャンセルについてをお読みください
申し込み先ページ下部の「ご予約フォーム」よりお申し込みください

上の家

なまこ壁が目を引くこの家は、「しろばんば」にたびたび登場する、洪作少年の母七重の実家です。母方の祖父母や叔母のさき子たちが住んでいました。今は井上靖の資料館になっています。

弘道寺

「しろばんば」には登場しませんが、必見の寺です。幕末に通商条約を締結するために江戸に赴いた米国総領事タウンゼント・ハリスが初めて天城越えをして宿泊した場所として知られています。

天城神社

作品中では、叔母のさき子と中川先生がデートをしていた場所となっています。ここの狛犬はユーモラスな姿をしており、なぜか2頭とも同じ方向を向いています。

湯道

洪作をはじめ地元の人が共同湯に通った生活道路です。現在はせせらぎが美しい小径として整備され、散策に最適です。道沿いには井上靖がよく宿泊した白壁荘や川端康成が定宿としていた湯本館があります。

世古峡

狩野川と猫越川の合流点から猫越川の上流に向かって1㎞の美しい峡谷。川床の岩や川の両側にせり出す岩は、1千万年前の海底火山の噴出物からできており、なんと伊豆半島を形成する基盤の岩なのです!

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