弁天島は海底に流れ出たドロドロ溶岩が海水で冷やされてできた塊ですが、隆起のおかげで今は地上をぐるりと歩いて回れます。また大量に放出された火山灰や軽石が積もって厚い層を作りました。私たちはそれをうまく利用してきました。伊豆石の石切り場を見学したあと、まち歩きで先人の工夫を探してみましょう。なまこ壁や鏝絵(こてえ)の残る古民家を利用したビジターセンターでは、伊豆がその昔はあたたかい海での海底火山だった証拠として、サザエやサンゴの化石が展示されています。

エリア西伊豆エリア 松崎町
地質時代約1000万~200万年前に浅い海底で噴火した海底火山の噴出物
コース「伊豆まつざき荘」駐車場→弁天島→<車移動>→室岩洞→<車移動>→伊豆の長八美術館駐車場→なまこ壁の街あるき→松崎ビジターセンター→明治時代の商屋見学→伊豆の長八美術館
距離徒歩 約2km (累積標高 100m)
所要時間約150分(内 車移動 20分)
難易度ハイキング
集合場所「伊豆まつざき荘」駐車場(出発20分前受付)
<MAP>
解散場所伊豆の長八美術館駐車場
参加費大人 2,000円 小中学生 1,000円
催行人数2名様~10名様程度
予約1週間前までに、ご予約ください
服装・持ち物など歩きやすい服装、履物(足場の悪い所を歩きます)、飲み物、雨具など
注意小雨決行・荒天中止
自己車両にて移動をお願いします(ガイド車両が先行します)
キャンセルについては、こちらのキャンセルについてをお読みください
申し込み先ページ下部の「ご予約フォーム」よりお申し込みください

伊豆まつざき荘

弁天島に近い海辺の宿舎。 近くに無料駐車場があります。

弁天島

島の周囲にある一周200mほどの遊歩道では、伊豆半島が南の海にあった頃の海底に流れ出した溶岩の地層が見られます。 海底噴火で溶岩が海底を流れると、溶岩が海水で急激に冷やされてばらばらに砕けてしまいます。こうしてばらばらに砕けた岩が海底火山の斜面を流れ下って、ごつごつした迫力ある景色を作りだしています。

室岩洞(むろいわどう)

伊豆半島が海底火山であった時代に、海底に降り積もった火山灰は長い年月を経て凝灰岩へと変化し、「伊豆石」と呼ばれる石材として江戸城の石垣に使われるなど重宝されました。室岩洞はその「伊豆石」を切り出していた石切り場(石丁場)の跡であり、昭和初期まで石切りが行われていました。

なまこ壁

壁面に四角い平瓦を並べて張り、その継ぎ目を漆喰(しっくい)でかまぼこ型に盛り上げる技法です。江戸時代に防火、防風を目的として普及しました。

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