滑沢渓谷の河床の滑らかな一枚岩に刻まれた美しい節理は、谷を埋めるように流れ込んだ滑沢火山の溶岩流が冷却時に収縮したことよって生じたもので、まさに清流が磨き上げた自然の芸術と言えるでしょう。 ワサビ沢のある渓流沿いの遊歩道を歩いて太郎杉へ向かう途中では、滑沢火山の噴火にともなう土石流の地層も観察できます。 本谷川にかかる橋の先にある井上靖文学碑にもしっかり足をとめていただきたい。

エリア中伊豆エリア 伊豆市
地質時代約5万年~4000年前の間のどこかで噴火した伊豆東部火山群に属する小さな単成火山から流れ出した溶岩流
コース天城ビジターセンター→井上靖文学碑「猟銃」→滑沢渓谷→竜姿の滝→ワサビ沢→太郎杉→天城ビジターセンター
距離徒歩 約 4.2km (累積標高 220m)
所要時間約120分
難易度ハイキング
集合場所天城ビジターセンター
<MAP>
解散場所境川・清住緑地
参加費解散は集合場所と同じです
催行人数2名様~10名様程度
予約1週間前までに、ご予約ください
服装・持ち物など歩きやすい服装、履物(サンダル不可)帽子、飲み物など
注意小雨決行・荒天中止
キャンセルについては、こちらのキャンセルについてをお読みください
申し込み先ページ下部の「ご予約フォーム」よりお申し込みください

天城ビジターセンター(道の駅「天城越え」・昭和の森会館内)

道の駅ではワサビをはじめ、地元食材を味わえる売店やレストランがあります。 昭和の森会館では森に関する情報だけでなく、伊豆の文学に触れることもできます。
※伊豆近代文学博物館は有料となっております。

井上靖文学碑「猟銃」

碑文は小説「猟銃」のモチーフとなった散文詩。 滑沢渓谷の冷たく滑らかな岩肌に、孤独な男と井上靖の心情の重なりを感じることができるかもしれません。

竜姿の滝

滝の左側の岩が、川面から鼻先を出し、今にも滝を登っていこうとしているかのような竜の姿に見えます。 新緑まぶしい初夏や紅葉鮮やかな晩秋はもちろん、四季折々の表情をお楽しみいただけます。

ワサビ沢

日本有数の多雨地帯である天城は、豊富な水量や生育に適した水温などワサビ栽培に最適と言われている。 平成30年3月には「静岡水わさびの伝統栽培」が世界農業遺産に認定された。

太郎杉

静岡県の天然記念物に指定されている古木。太郎杉の手前で火山性の土石流の地層を見ることができます。

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